フィラリアの予防薬はいつまで飲ませたら良いでしょうか?
これからの時期に多い質問として、「フィラリア予防薬をいつまで続けるか?」とご質問を受けます。
フィラリアという寄生虫は「蚊」が運びます。その為、蚊がいなくなる時期から+1~2ヶ月投与するのがお勧めです。当院のオススメとしては12月までです。
ただ…
先日テレビで蚊の特集をやっていたのですが、最近の気温の上昇から、蚊の吸血時期はだんだん遅くなっているようです。蚊が繁殖して卵を産みます。その卵が孵化して血を吸うようになるのですが、。その時期が遅くなっているようです。つまり11月まで蚊が吸血する可能性があるようです。
+2ヶ月を考えると場合によっては2026年1月まで継続投与した方がよいかもしれません。
もし、今年11月までワンちゃんの周りで蚊が飛んでいるようでしたら、追加でお渡ししますので、取りに来てください。
また、蚊も気温が35度ぐらいあると暑いせいで活動が鈍るようです。20~25度くらい、だんだん涼しくなるこの時期活動が活発になるようです。9月~10月この時期の投与は非常に重要ですので、お忘れの方は取りに来てください。
オススメの予防薬はマダニやノミにも効く、ネクスガードスペクトラ(チュアブル)やシンパリカトリオ(錠剤)です。スポット(背中につけるタイプ)もありますので、飲むことができない子はご相談ください。
2025年9月26日 院長 岡田